自分たちの地域の災害を知る
過去に、自分たちの住む地域ではどのような水害があったのか、4年生の子どもたちが疑問をもちました。
そこで、地域で水害を経験したことのある方をお招きして、教えてもらいました。
衣里は、衣川が北上川に合流する地域であるため、4~5年に一度は川が氾濫して水害にあっていたそうです。
水害のたびに舟を使って、地域の家々におにぎりを配ったりしたそうです。
当時の様子を聞きながら、子どもたちはメモをとっていました。
近年は、一関遊水地が整備され、高い堤防が造られたことで、大きな水害は減少しました。
地域にある谷起(やぎ)という地形は、川が運んできた土砂で作られた平地で、肥沃なため農業に適しています。
しかし、水害による被害にあいやすい場所であることを知りました。
さらに、昔は川の合流地点で泳いだりしたことがあったそうです。
でも、水温・流れの速さ・川底の深さの違いが大きいため、とても危険なのだということも教えてもらいました。
地域にある遊水地のパンフレットを見ました。
間近にあるとても大きな施設ですが、大きすぎて普段の生活では意識しないと思います。
その存在を認知するのは、大きな水害が起きているときです。
子どもたちは改めて治水の大切さを感じていました。
岩手宮城内陸地震(2008年)や東北地方太平洋沖地震(2011年)の時の地域の被害にも触れていただきました。
道路の陥没や地割れなど、地震による災害も地域には発生することを知りました。
様々な自然災害がニュースで報道されていますが、自分たちの住む場所も災害とは無縁ではないことを子どもたちは実感したようでした。
4年生はこのあと、防災学習として災害時の避難対応についても学んでいきます。
自分自身がやるべきこと、周りの人と協力して行うことについて、これからも学習を深めてほしいです。